看護学生の山場は何と言っても病院実習です。
病院実習では指導者から毎日のように怒られるので、行きたくないのはあなただけではないと思います。
しかし僕の経験上休まないことは何より大事だと思います。
これは断言できます。特に自分の学力・アセスメント力に自信がない方は必ず実習に行きましょう。実習は出席点に救われることがたくさんあります。
そのため今回は実習行きたくないな。休もうかな。と考えている人に読んで頂きたいと思います。
実習はよっぽどのことが無い限り休まない方が無難
出席点は死ぬほど大事
実習評価には出席点が含まれます。
僕は看護展開が得意ではなく、うまくアセスメントできていなかったので態度面、出席で点数を稼ぐ必要がありました。頑張って出席すれば必ず取れる点数。逆に言えば落とすのはもったいない点数です。
出席点・態度面が良ければ実習に来て頑張っているという意思表示にもなりますし、指導者も実習にきちんと出席する人に点数を上げたいはずです。
出席点だけは何とか確保しましょう。
休むことでさらに負担大
実習を休んだら患者の情報が一日空いてアセスメントが難しくなるし、記録の負担も増えます。
僕も実際看護師になってから気づきましたが、連勤があれば患者の経過を知ることできるので患者の問題点や必要な看護が自然と浮かんできます。なのに実習をさぼると、患者の経過が捉えきれず、自分の首を絞めることになるので嫌でも行くべきかと思います。
また実習を休むとグループ内で記録の差が生まれるので負担が更にかかって結果しんどい思いをすることになります。
休み癖が付く
一度休むと休み癖が付きます。
休んでいる日は精神的にも楽でしょうが次の日に実習行きたいと思いますか?余計しんどくなるでしょう。
僕の友人も一度休むと一日くらい休んでもいいや。とさぼり癖がついてしまい、指導者に嫌われ実習を落とされています。
休む快楽を覚えるので一度休めばまた休みたくなります。さぼりたい気持ちはわかりますが今は耐え時です。頑張ってください(看護師になっても耐えることは必要)
指導者・教員からの印象が悪くなる
指導者や先生からの印象が悪くなりアセスメントのヒントが得られず点数が届かない。なんてこともあります。僕は先生と指導者に愛想つかして教えてもらったことをそのまま記録に残していました(笑)
休むことで印象が悪くなります。僕の場合は行ってても一緒だったが。しかしきちんと実習に来ていることはきちんと評価されました。
病院実習を休まずに行くには
捌け口を作る
ストレスがたまったときは、友人や家族に話しましょう。話すことによってストレスも軽減します。
誰にも何も言わず抱え込むとさらにストレスを感じてしまいますので、愚痴でも文句でも実習中はとにかく話しましょう。(勿論相手に迷惑が掛からない程度に。)
体調を整える
実習中は記録のために食事を削ったり睡眠を削ったりしますよね。僕はそこまでして頑張る必要はないと思います。
体調崩すと実習いけなくなるし、寝不足で患者さんと話す時にウトウトすると患者さんにも失礼ですし。記録のスピードは人それぞれなので自分が頑張れる範囲で記録を書けばいいと思います。
睡眠時間が少ないと実習中のパフォーマンスが落ちます。記録ができていないなら正直に指導者に伝え、自分のやってきたことだけをきちんと伝えましょう。
余計なことは考えずに実習に行く
指導者は人間ではなく、理性のない鬼です。どんなことを言われようと仕方がないことなんです。
大事なことは真に受けないこと。僕も看護師向いていない。何てこと何度も言われましたし。すべて真に受けてしまうとメンタルが持ちません。あの時の僕は何も考えず無心で病院に向かってましたね。
とりあえず病院につけば出席できます。その時点で自分を褒めましょう。余計なことは考えずにとりあえず向かうのです。
怒られないことを諦める
当時の僕は怒られないためにめちゃくちゃ記録頑張ったり看護技術をイメトレした日がありました。
人によっては評価されますが、だからと言って怒られないかと言われるとそうではありません。どれだけ注意しても怒られることは当たり前ですので怒られないことを諦めましょう。
怒られたときはとりあえず相槌をしっかり打って次同じミスをしないように気を付けましょう。メンタルは強くです。
どうしても辛かったら休むことも考えよう
休むのは最終手段です。
自分の体と相談してもう動けないほどの危険信号が出た時に休んで下さい。実習に行くと生活リズムが崩れたり、精神的なストレスがかかるので、体調を崩すこともあります。
サスナス
出席は大切ですが自分の体調の方が数百倍大事です。発熱や嘔吐など自覚症状があれば休みましょう。
最後に
実習は怒られてなんぼです。僕も怒られすぎて、精神的ストレスが溜まって肌荒れは治らないし、毎日病院に着くと吐き気がしました。
しかしその実習を乗り越えれば国家試験の道のりは楽になります。
実習での経験は国試でとても役立つし、実習中の気合があれば国試は合格できます。
残念ながら楽な実習は無いので、今は耐えて耐えて、とにかく出席できれば自分を盛大に褒めましょう。