もしあなたが転職活動を始めるとき、どうやって転職先を探しますか?
転職活動で「転職サイト」を利用した転職スタイルが看護師の中では王道ですが、
「友達の紹介」
「ハローワーク」
「インターネットから検索」
このような選択肢も考えられます。
しかし方法によっては、転職に満足いかなかったり、中々自分に合う転職先が見つからない事もあります。
そこで今回は、転職活動経験者の現役看護師が、自力で転職先を見つける方法とその注意点について解説していきます。
\転職活動に転職サイトは必須!/
看護のお仕事で病院を探す
情報収集のみの看護師さんにもおすすめ◎
看護師が自力で転職先を探す方法
ハローワークで求人を探す

引用:ハローワーク公式HP
転職サイトに抵抗がある人は、ハローワーク経由で求人を探すのがおすすめです。
ハローワークは厚生労働省が設置した国の職業紹介事業。
質の悪い求人が多く、基本平日のみの営業ですが、各地域に設置されているので
「この地域に絞って求人を探したい」
「転職を強要されず自分のペースで転職したい」
こんな人におすすめです。
ハローワークの強み
- 各地域の求人が探せる
- 自分のペースで転職活動できる
- 転職を強要される事がない
またハローワークは、病院から紹介料を受給していないので、中立な立場で求人紹介をしてくれます。
ちなみにハローワークはインターネットでも求人検索できるので、事前にチェックしておくのもいいですね。
友人に病院を紹介してもらう
「求人紹介は信用できない」
「実際働く人の声を聞いたところで転職したい」
転職サイトやネット検索で転職先を探す場合「労働者の口コミ」が一番気になると思います。しかし実際の口コミは見つけれないのが現実..
ネットや転職サイトでは、嘘偽りの会話で看護師を騙し紹介料を得ようとする可能性があります。
信頼できる友人がいれば、友人伝いで実際に働く人の声を聞いたり、労働条件や残業時間・有給消化率を知ることができます。
サスナス
友達紹介の強み
- 職場のリアルな情報を知れる(残業や人間関係・有給消化率など)
- 転職サイトよりも友人の方が信用できる
- 転職した後のミスマッチを減らせる
しかし、友人紹介は人脈がある人ができる事で、信憑性のある情報を得たいならより多くの友人から情報を得る必要があります。
友人一人の言葉を信用すると、自分のイメージと違った事もあるので注意が必要です。
ネットで求人を検索する
インターネットが普及した今の時代ならネットのみで病院を探すことは可能です。
ネットを使ったおすすめの方法
- グーグルマップ(地域を絞って病院を検索)
- 病院の公式ホームぺージを読み漁る
- 「看護師 転職」と調べる(現在地から近い病院を紹介してくれる)
- ナースセンターを利用する
僕は当初、GoogleMapを利用し転職したい地域を選択し病院を一つずつ検索して探していました。
- この地域で働きたい
- 自宅から〇分以内の場所がいい
- 〇駅の近くで探したい
GoogleMapは求人に記載されていない病院も検索に引っかかるのでそのホームページをみれば看護師を募集しているか確認することができます。(時間はかかりますが..)
また転職先を自力で探す方法として「eナースセンター」というサービスがあります。

引用:ナースセンター公式
ナースセンターは「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づき、都道府県ナースセンターは、都道府県から指定を受けて、各都道府県の公益社団法人看護協会が運営しています。ナースセンターは、無料職業紹介、離職時等の届出受付、再就業支援研修等、看護職をサポートするための様々な事業を行っています。
引用:eナースセンターとは
現在看護師の人材不足は社会的大きな課題となっています。そこで「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づきナースセンターが立ち上がりました。
各都道府県に必ず1つのナースセンターがあり、看護職員が転職サポート(職業紹介・就業相談)をしてくれるのが最大のメリットです。
チラシや新聞の広告から探す
回覧板や新聞・チラシの広告には地元の求人が掲載されています。
求人数は少ないですが、自宅近くに限定した求人を探すことができます。
地元の小さなクリニックや診療所・介護施設から出されるケースが多いので、地元で転職したい人に向いている方法と言えます。
自力で転職活動をするときの注意点
期限を決めて転職活動を行う
自力で転職活動をする場合、転職を後押ししてくれる人がいないので、転職活動が進まずズルズル今の職場に働いているケースがあります。
今の職場を辞めて「いつまでに転職したい」のか期限を決めて転職活動をしましょう。
自分の希望条件をまとめておく
自分の希望条件が曖昧で転職先を探している人は絶対に上手くいきません。
ハローワークやネットで求人を探している場合、求人数が莫大で選択肢が多く、「これもあれもいい」状態になり中々転職活動が進みません。
- 年収450万円以上
- 2交代制
- 〇〇駅から5分以内
- 休日が年間120日
- 残業時間が月10時間以内
自分が「これだけは譲れない」と思える条件を持てば、選択肢の幅が狭くなり選びやすくなります。
情報収集は絶対に手を抜かない
正直自力で転職活動をする場合、情報量が圧倒的に足りません。
- 職場の人間関係
- 労働条件(〇交代制・残業・夜勤回数・地域の治安・教育体制・休日)
- 将来性のある職場か(スキルアップできる?)
- アクセス
- 給料
- 施設の設備状況
応募する前に必ず病院のホームページはチェックしておきましょう。
また「〇〇病院」とネットやSNSで調べれば口コミはたくさん出てきます。情報収集をサボれば転職してから後悔するので手を抜かずに情報収集しましょう。
転職サイトは上手く使おう
個人的に「転職サイト」は転職するための必須ツールだと思います。
皆さんは転職サイトにどのようなイメージを持っていますか?
「紹介料の高い病院を紹介される」
「紹介料がかかるから採用試験で落とされやすい」
「アドバイザーに流されて満足のいく転職活動ができない」
このようなイメージをお持ちの人はむしろ転職サイトを利用すべきです。
転職サイトの情報量はとても多く、簡潔にまとめられているので、自力で1時間かけて集めた情報を転職サイトなら時間を掛けず無料で提供してくれます。
また転職サイトによっては、転職後のアンケートを利用者から取っているので、職場の人間関係や内部事情も強いです。
もしあなたが流されやすい性格であれば、
「今は転職つもりはなく、どんな職場があるのか情報収集したい」
と言えば、転職を強要させることなく教えてくれます。自分の明確な条件を持って、アドバイザーに伝えれば最短当日に数件の求人を紹介してくれます。また病院の特徴や給料面についても教えてくれるので登録しないと勿体ない..
僕は「レバウェル看護(旧:看護のお仕事)」を利用していましたが、求人数も多く満足度の高い転職サイトなので、転職経験がない方にもおすすめです。
LINEで連絡を取るので、紹介された求人を何度も見返すことができますし、詳しい事が電話で聞くことができます。
月に何度か電話がかかってきて面倒。って人もいますが嫌ならその時点で退会すれば電話もかかってこないので安心!転職サイトを利用したことない人は是非利用して欲しいサービスです。
\迷ったらこれ!完全無料!/
レバウェル(旧看護のお仕事)で病院を探す
情報収集のみの看護師さんにもおすすめ◎
最後に
自力で転職活動する方法についてはイメージが付きましたでしょうか?
看護師転職サイトに抵抗がある人もいると思いますが、転職サイトを利用しない人は転職活動で損することになります。
自力で転職先を探すにはたくさんの情報量が必要ですし、仕事をしながら多くの情報収集を行うには時間が必要です。
転職サイトを利用すれば最短当日に自分の希望にあった職場を数件ピックアップしてくれます。
病院の特徴や労働条件も詳しく教えてくれるので、職場選びの効率が桁違い..
転職サイトもいい事だらけではありませんが、無料で利用できますし自分に合わなければ即退会すればいいと思います。利用したことない人は、一度試してみるのもありですよ!
\迷ったらこれ!完全無料!/
レバウェル(旧看護のお仕事)で病院を探す
情報収集のみの看護師さんにもおすすめ◎