【徹底解説】看護学校で使う陰部モデルを画像付きで解説！看護学生がモデルになるの？

こんにちは。看護師をしながらブログをしているサスナスです。
今回は看護学生が使う「陰部モデル」について解説していきます。

皆さん、陰部モデルをご存知ですか？

※「韻部モデル」と間違う人もいますが、正しくは「陰部モデル」です。

これは陰部を使った看護技術の練習(陰部洗浄や膀胱留置カテーテルの挿入)に使われます。

陰部モデルを知らない人もチラホラいるので今回は、看護学生が使う陰部モデルについて詳しく解説していこうと思います。

※手っ取り早く確認したい人は下のリンクでチェック！

画像付き陰部モデルをチェック

【画像あり】看護学生が使う陰部モデルとは？

引用：株式会社　坂本モデル

まずは陰部モデルの意味を知らない人に解説します。

陰部モデルとは、看護技術の練習で使われる陰部の形をした模型のことを言います。

決して誰かが、陰部を見せびらかすのではなく、模型を使って看護学生の技術練習を行います。

従来の陰部モデルは、陰唇が硬かったり、質感が違いすぎて、リアルとは異なりましたが、最近では人間と同じような柔らかさ・構造なので、これまで以上に看護技術を磨くことができます。

またベルトで体に外付けすることができるので、実践に近い形で援助の練習ができます。

陰部モデルのつけ方

陰部モデルには2つの種類があります。

• 身体に付けるタイプ
• 置いて使うタイプ

引用：坂本モデル

外付けできるものは、軽量化されています。

僕の学校では、陰部モデルにマジックテープが付いていたので、両下肢・腰に巻いて固定していました。

置く方の陰部モデルは、「陰部モデル」をベッド上において技術練習を行います。
メリットはこちら！

僕の通っていた看護学校には「外付け型」「置き型」のどちらともありました！

ベッドにおいて利用する陰部モデルについては「KOKEN」の公式HPに載っているのでそちらを記載しておきます。

→KOKEN公式HP

陰部モデルが使われる場面・用途は？

看護学生は患者に行う技術のスキルが身についていないので、学内で技術練習をたくさんする必要があります。

つまり陰部モデルが使われる用途は「看護技術」です！

基本的に陰部モデルを使った看護技術の練習はこの3つ

本物に近い模型を使うことで、本格的な場面を再現し看護スキルを上げます。

何故陰部モデルが必要になるのか？

看護師になると陰部洗浄は、毎日のように行う基礎的な援助になります。

看護学生の頃は、モデルがいないと技術練習ができないですよね。そういった経験を積むためにも、陰部モデルを使って模擬練習をします。

また女性の尿道と膣が分からない人もいます。
尿道留置カテーテルを挿入するときに、尿道の位置を確かめるときなどに役に立ちます。

陰部洗浄でさえ、きちんとした手順があるので恥ずかしながらも看護学生は、真剣に取り組みます。

女性が男性用陰部モデルをつける事もある？

看護学生のほとんどは女性なので、男性の陰部モデルを女性が装着することがあります。

ズボンを履いた上から、ベルトを使って装着することになります。

羞恥心は伴いますが、患者の立場として体験することができるので、どういった所を配慮しなければいけないのか、勉強になります。

技術練習で自分の陰部を見せることはあるのか？

結論言うと、自分の陰部を見せて陰部洗浄の練習をすることはありません。

基本技術練習は男性と女性のチームに分かれて練習を行い、カーテンを仕切られて練習するします。

異性を気にせず技術練習に取り組めるのはいいかも。

陰部洗浄の手順は？

陰部洗浄の手順は男性と女性で少し違います。

違うといっても洗浄方法が違うだけなので、準備物や行う体位などは一緒ですが。

下のリンクに手順が載っているので、こちらもチェックしておきましょう。

➡陰部洗浄の準備物や手順について

他の援助で自分の体をみられる事はあるの？

僕らの学校では、完全男女別でグループに分かれていたので、同性同士の援助練習が基本でした。

陰部洗浄の他に寝衣交換や全身清拭の練習がありましたが、その時は下着一枚になったりパンツ一丁になることはあります。

嫌なら服は着る事ができましたし、男性が覗かないように教員が目を光らせていました。

最後に

陰部モデルについては理解できたでしょうか？

ヤフーの知恵袋では「陰部モデル」に関する質問が多く、知らない人が多いので記事にしてみました。

陰部モデルは誰かがモデルになるわけではなく陰部の形をした模型を指すので勘違いしないように。。

看護技術を取得するために看護学校にはいろんなアイテムがあるので今回はその一部を紹介してみました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。