\\ 看護師国家試験対策の計算問題集を販売 //

看護学校の学費はどのくらいかかるの?大学と専門学校で全く違う!

今回は看護学校へ入学を考えている人に向けた記事になります。

将来看護師を目指す方は、看護学校の学費にについて知りたいはずですよね。

看護学校には、専門学校と大学があって学費は全く違います。

特に私立の大学はとてもお金がかかるのでお金に余裕がない人には難しいかもしれません。しかし看護学校では病院の奨学金を借りることができますし、これがあれば学費の負担を軽減することができます。

なので今回はこのような内容で記事を書いていきたいと思います。

⭐本記事の内容⭐

・看護学校の学費平均

・看護学校在学中にかかるお金

・病院の奨学金について

・学費を払えない人の救済措置

看護学校の年間かかる学費を紹介

看護大学の年間かかる学費平均

まずは看護大学の学費についてみてみましょう。看護大学は4年過程で、国立・公立・私立によって学費が全然違います。

国立・公立大学の学費平均➡50~100万円前後

私立大学の学費平均➡130~200万以上

※参考資料➡看護学校の学費・奨学金紹介

ざっと見た感じ、大まかな平均値が以上の通りになります。

国立・公立と私立では倍くらいの差があるのでできれば国立・公立を選びたいですよね。

しかし学費の安いところは人気なので倍率も高く入試問題も難易度が高めになっています。

私学は高ければ年間200万円近くかかりますが、その額に応じた設備や教育を受けることが出来ます。

国立・公立ではやはり予算が限られているので、看護演習等で使う物品がボロボロだったり今では使わない古い物品を使うことだってあります。

サスナス

受験する前にしっかりリサーチしておこう!

看護専門学校の年間かかる学費平均

では次に看護学校の学費ついてまとめてみました。ちなみに専門学校の学費平均は88万円だそうです。

私立看護専門学校の学費➡70~100万円前後

国立・公立看護専門学校の学費➡40~80万円前後

専門学校は大学に比べ規模が小さく1学年40人程度であることが多いです。そのため三学年で120人程度と高校の体育館サイズの校舎で3年間過ごすことになります。

ですが看護専門学校が3年過程なので大学に比べ学費を安くで抑えることができますし、大学と違って教員との距離が近く教育熱心であることが特徴です。

〇専門学校の良いところ

・短期集中・最短で看護師資格取得

・カリキュラムが決まっていて少しきついがその分知識が身につく

・教員との距離が近い

・学費が安い

・人数が少ないので先輩・後輩との距離が近い

看護学校在学中にかかるお金

先ほどの学費には入学費や授業料などを入れましたが、看護学校ではそれ以外にもお金はかかります。

・教科書代➡10万近く

・看護グッズ(白衣・ナースシューズ・聴診器・ナースウォッチ・清拭タオルなど)➡5万円

・交通費(学校と実習先)

・参考書(国家試験勉強や実習で活用)➡0~5万円

・看護保険(実習で必要)➡年間5000~1万円

看護学校は実習が1年続けて近くあるので、実習先の交通費は馬鹿になりません。

付属学校だと学校の近くに病院があるので交通費がかからなくて済みますが、私立学校などは、1クール(三週間ほど)の実習毎に実習先が変わるのであらかじめ実習先は知っておきましょう!

注意

看護実習は想像を絶するほど大変で睡眠時間があまり取れません。もし実習先が家から1時間以上であればストレスも溜まりますし精神的につらいと思うので、近くの学校を検討することをオススメします

学費を払えない人でも看護学校に通うことは可能!?

社会人で貯金を切り崩しながら通う方や元々経済面で裕福でない方必見です!

看護学校はお金が無くても通うことは可能です!

利用してほしいのは病院の奨学金です。病院によって条件は異なりますが、

〇病院の奨学金の特徴

・月5万円前後借りることができる

・審査に落ちることがあまりない

・利子無し

・奨学金を借りた病院で一定の年数働けば奨学金が免除になる

・奨学金を借りれば就職が決まる!(就活無し)

普通奨学金は借りた後、利子付きで返すのが普通ですが、病院の奨学金を使えばお金を借りるどころかもらうことができます。

この奨学金を利用し、学費の安い公立看護専門学校に入学すれば、奨学金+アルバイトで学費をまかなうことが出来ます!

その他に学費が全額・半額免除になる奨学金もあるので色々調べてみて下さい!

大抵の人は病院の奨学金を借りている?

僕の通っていた看護学校は公立の専門学校で、学費が年間60万円くらいでした。異常に安いので、社会人や裕福でない方が全体的に多く在学していました。

その為奨学金を借りた人はクラスの半分以上で、ほとんどがどこかしらの病院で借りていました。入学した際教員から病院の奨学金を紹介されますが、自分が行きたい病院をあらかじめ探しておいてそこで奨学金を借りるのもいいですね。

※ちなみに看護学校を退学したり、奨学金を借りた病院に就職しない場合は利子がついて返済しなければならないので注意してください。

最後に

看護学校の学費は大学と専門学校で全く違います。

大学に関しては、4年かけて学校に通うので専門の数倍かかることになります。

そこまでして大学に通わなくても看護師にはなれますし、僕は専門学校派ですね。

学校選びは大変ですが学校によって特性が全然違うので自分に合った学校を選びましょう。