【看護師国家試験】不適切問題が出た時の採点方法。必修でギリギリ40点取れても落ちる可能性あり?

看護師国家試験には毎年不適切問題というものがあります。

不適切問題によって合否が左右されてきた人も少なくはありません。

不適切問題とは

➡試験終了後に国試問題として不適切な問題のことをさします。答えが二つあったり、答えが存在しなかったり、必修問題としてふさわしくない問題などがあげられます。

不適切問題によっては、ギリギリ合格できたり、あるいは不合格になることがあります。

なので今回は看護師国家試験の不適切問題について、実際例題を取り入れて掘り下げていこうと思います。

不適切問題には3種類ある

基本不適切問題は一般社団法人 日本看護学校協議会厚生労働省に要望書を提出し、不適切問題と判明します。

その背景には看護師養成施設予備校などが存在し、不適切問題であると抗議してくれます。

正解が存在しない問題

なぜこの問題を作ったのか疑いたくなりますが、正解が存在しない場合です。

本来決められていた正解を選んだ受験者は正解と採点し、それ以外は問題として除外されます。

 

正解が複数考えられる問題

試験では選択が1つに対して、よく考えれば答えが二つある場合です。

本来決められていた正解を選んだ人・後で正解と分かった選択肢を選んだ人は正解として採点されます。それ以外を選んだ方は不正解になることもあります。

 

必修問題としてふさわしくない問題

必修問題は全体の80%以上取らないと不合格になります。なのでハードルは高くなりますが、その分問題の難易度は低く基礎的なことを問われます。

より専門的なことを問われたり、教育内容として周知されていない問題が出題されると不適切問題と判断されます。

109回の看護師国家試験では必修問題は一つ不適切問題として扱われました。

第109回看護師国家試験における採点除外等の扱いをした問題について

不適切問題が出た時の採点方法

不適切問題には上記の種類がありますが、問題によっては

・正解・不正解でも採点から除外される(分母が減る)

・正解すると採点対象になり、不正解だと採点から除外される

この二パターンがあります。

点数がギリギリな人は特に正解・不正解でも採点から除外される問題に注意してください。条件によっては不合格になることがあります。

必修でギリギリ40点取っても不合格な理由

先ほど説明した正解・不正解でも採点から除外される問題に注意しましょう。

⭐例①⭐

必修問題は自己採点で40点ギリギリ取ることができたが、正解の一つが不適切問題と判明し除外されてしまった。

➡問題は50問から49問に減ります。正解した問題は39問。という事は

必修問題の正答率が39÷49×100=79%になります。つまり全体の8割に届かず不合格となります。

⭐例②⭐

必修問題は自己採点で41点を取ることができた。しかし正解した問題二つが不適切問題と判明し除外されてしまった。

➡問題は50問から48問に減ります。正解した問題は39問。という事は

必修問題の正答率は39÷48×100=81%になります。つまり全体の8割に届いたので合格となります。

ちなみに自己採点して不正解だった問題が不適切問題に選ばれた場合ラッキーな場合があります。

⭐例③⭐

必修問題は自己採点で39点しか取れなかった。しかし不正解だった問題の二つが不適切問題と判明し除外されてしまった。

問題は50問から48問に減ります。正解した問題は39問という事は

必修問題の正答率は39÷48×100=81%になります。つまり自己採点では8割に届かなかったけど合格することができたという事です。

こういったラッキーなケースもありますが、基本こういったことはあまりないので、自己採点で39点以下の人は覚悟した方がいいと思います。

※問題の正答率の計算方法

➡正解した数÷問題数×100で計算することが出来ます。

最後に

自己採点は各予備校の予想で出た回答になります。予備校が不適切問題と判断しても、そうでないこともありますし、予想した回答に誤りがあることも十分に考えられます。

自己採点終了後焦らないようにするためにも当日45点以上取れるように勉強しておきましょう。