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【1年生向け】看護学生の勉強の仕方について現役看護師が解説!←勉強時間を確保せよ!

看護学校に入学した頃って、何から勉強すればいいのかわからないですよね。

低学年は看護に関する知識が全くないので、基礎を固める必要があります。

しかし、「どの分野から勉強すればいいのか。また勉強の仕方が分からない。」などの悩みもあると思います。

 

今回は現役看護師の僕が、看護学生の低学年向けに、効率の良い勉強の仕方について解説していこうと思います。


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看護学校の1年生はどんな勉強をするの?

ざっくり言うと、1年生の頃に勉強するものは3つ。

  • 定期テストの勉強
  •  病院実習の勉強
  • 国家試験の勉強

1年生の頃は実習も少なく国家試験まで時間があるので、ほとんどが定期テストの勉強になります。

定期テストの勉強

1年生の頃は解剖生理看護技術などの基礎部分を学習することになります。

この基礎を理解しないと、2年生に上がってから苦労します。

 

2年生になると病態のメカニズム看護技術の応用など基礎があっての学習になるので、基礎が出来ていない人は2年生の時点で置いてきぼりです。

特に解剖生理看護技術は国家試験でも出題されるので必ず基礎を固めておきましょう。

ワンポイント

社会学や心理学など看護に必要なさそうな分野は過去問を使って定期テストを乗り越えて、解剖や看護技術の勉強はしっかりと押さえておこう!

 

実習の事前学習

実習の前に事前学習が出されると思います。

僕も当時は、1回の実習でルーズリーフ50枚くらい書いてまとめていました。

 

実習では教員や指導者から大量の問いかけがあります。当然わからないこともたくさんあるでしょう。

そんな時に頼るのが事前学習です。

事前学習をきっちりやっておけば答えられるかもしれませんし、患者の病態の理解や知識の拡大が見込めます。

指導者や教員から問われることは、臨床に出てからも必要な知識ですし、国家試験に出ることもあるので必ず知識として身に付けましょう。

実習は想像以上に大変なので、実習へ臨むまでの準備がとても大切!

国家試験の勉強

学校によると国家試験の勉強を1年生の頃から始めるところがあるそうですね。

しかし、焦らなくて大丈夫。

国家試験までまだまだ時間がありますし、国家試験の勉強は後回しでOK!

 

どうしても勉強しておきたいという方には看護roo!のアプリがおすすめです。

このアプリは国家試験の過去問題10年分が無料で使えて、手軽に問題を解くことができるので通学時間や休憩時間に解くこともできます!

 

解く分野は解剖生理看護技術だけで大丈夫。

その二つの分野だけでも結構問題数が多いですし、根拠を理解して全部解けるようになるまで時間がかかります。ここが分かっていれば国家試験もだいぶ有利です。

【1年生向け】看護学生の勉強の仕方

僕が勧める勉強の仕方はすべてアウトプットです。

 

僕は以前、まとめノートを作るインプットメインの勉強方法でしたが、全く点数が伸びずに悩んでいました。

しかしアウトプット重視の勉強方法に切り替える事で、定期テストの点数が伸びたり、国会試験の合格ラインにも届くことが出来ました。

サスナス

この勉強方法は最強なのでおすすめです。

覚えた内容を友達に教える

友達に教える勉強法はとても有力です。

相手に伝えることで記憶力を定着させる。抜けがあったら、質問が来るし、それに答えることができなければ、そこが自分の理解していない部分になります。

 

看護学校で覚えなければいけないことは膨大です。看護学生の1年生の頃は、一人で勉強するより、みんなで知識を教え合う方が良いかと思います。

講義資料に緑マーカーを入れて赤シートで隠しながら暗記する

講義の資料の大事なところに全部緑マーカーで隠す。そして赤シートでひたすら覚える。

この勉強法だと、穴抜き問題にも強くなりますし、曖昧な暗記ではなくしっかりと知識が定着します。この方法をひたすら繰り返せば定期テストで落ちることもなくなります。

 

この勉強方法のメリット

  • 書く時間を短縮できる(必要なのは資料とマーカーと赤シートのみ)
  • アウトプットすることで知識が定着しやすい
  • 自分の分かる所・わからない所が知れる

詳しくは下のリンクで解説してます!

【看護学生】定期テストで必ず合格点を取る勉強方法はこれだけ?

看護学生がやってはいけない勉強の仕方

過去問だけの勉強

看護学生のありがちなことですが、先輩からもらった過去問題だけを勉強・暗記する方法です。

過去問は有力なアイテムですが、過去問に頼ると後々国家試験で後悔します。過去問はあくまで最終兵器。

 

基本は授業の資料を基に勉強しましょう。

また勉強するときはとにかく疑問を持つように心がけて「何故?」を自分に問いかけましょう。

 

例えば肺炎の患者が何故咳嗽や息切れ、胸痛などの症状が出るのか?ただ単の暗記でなくメカニズムを理解すれば勉強も楽しくできますし、臨床で患者に説明するとき役に立ちます。メカニズムは掘れば掘るだけありますが、看護学生の頃は何となくでいいかと思います。

 

また疾患を勉強するのであればこういう看護が必要だな。と軽く考える事ができれば今後役立つと思います。

ひたすらノートにまとめる

キツイ言葉でいうと、まとめノートは正直無駄です。

 

なぜならまとめは教科書を写すだけの作業になりますし、まとめればまとめるほど「自分は勉強したんだ!」と満足感を得てべんきょいうをした気になります。

まとめたノートを繰り返し読み返して復習すれば、身につくと思いますが、まとめたノートは大体テストが終われば一生見ないし、中には見ない人もいます。

 

勉強はアウトプットをしなければ伸びません。

割合は3対7。インプットが多い勉強法はほとんど意味がないので、まとめノートを作るのであればノートをまとめた時間×2倍の時間をアウトプットに費やしましょう。

短期集中・一夜漬けの勉強

短期集中・一夜漬けの勉強法はその場しのぎにしかなりません。

 

エビングハウスの忘却曲線という言葉をご存知でしょうか?

簡単に言えば、人間の記憶は時間とともに忘れてしまうということです。

 

エビングハウスの忘却曲線とは?
  • 20分後には42%忘れる
  • 1時間後には56%忘れる
  • 9時間後には64%忘れる
  • 1日後には67%忘れる
  • 2日後には72%忘れる
  • 6日後には75%忘れる
  • 31日後には79%忘れる

 

つまり記憶の定着させるには短期集中でなく、長期にかけての勉強が重要なのです。

勉強時間は短くても構いません。

1年生の時に学習したことを3年の国家試験まで覚えることができていれば、その分国試勉強も楽になります。

何が言いたいかというと復習を繰り返す事が大切ということです。

看護学生の低学年におすすめの参考書

最後に看護学生(1年生)におすすめの本を紹介します。

おすすめするのは1冊だけ。1年生の頃は参考書に頼らなくても大丈夫です。

教科書や講義の資料を基に勉強しましょう。

根拠と事故防止から見た基礎・臨床看護技術

この本は簡単に言うと、看護技術の手順書です。

ベッドメイキングや環境整備、口腔ケアなど看護で使うほとんどのケアの手順・根拠が記載されています。

 

看護学校の頃は手順書を書くことがあると思いますが、この本があれば困ることはありません。しかも看護師になってからも使える手順書になっていますのでこれはオススメできます。

最後に

看護学校の1年生の頃はとにかく基礎を固めることが大切です。

初めは右も左もわからない状態だと思いますが、とにかく頑張れば後々結果がきちんと出てきます。

3年生の頃に慌てて勉強するか、1年生の頃から余裕を持って勉強するかの違いです。

僕は最高学年になってから慌てて勉強をしましたが、その分看護師になれるのか?って不安もありましたし時間のある低学年から基礎は固めておくべきかと思います。

 

みなさん車の免許は取得していますか?

看護学生は学年が上がるごとに忙しくなるので、低学年の内から教習所に通う必要があります。

看護師になってから通うのは、身体的な負担も大きいですし、早めに通いましょう。

詳しくは下の記事からチェックしてみて下さい。

看護学生はいつ車の免許を取ればいいの?看護師になってから免許取得は可能?